白内障・後発白内障

ほとんどの白内障手術について、
日帰り手術が可能です

日帰り手術のメリット

  • 入院しなくてよい
  • 仕事に復帰するまでの期間が短くすむ
  • 費用が少なくすむ

日帰り手術のデメリット

  • 術後しばらく通院が必要
  • 手術が終われば帰宅するので心細くなる人も
  • 目の保護や点眼などを自己責任で行う必要がある

白内障とは

私たちの目は、カメラでいえばレンズに相当する水晶体が光を通し、フィルムに相当する網膜が像を描くことで「ものを見ている」状態となっています。
そのため、この水晶体に濁りが生じると、不透明なレンズを使っているのと同じで、できあがった像はピンボケしてしまいます。
こういった症状の病気を白内障と呼びます。

白内障になると水晶体の濁りは徐々に進行し、濁りが濃くなっていきます。
当然、それに伴って、ものは見えにくくなります。

水晶体の中でも濁りが生じた場所によって、「核白内障」「皮質白内障」「後嚢下白内障」といったように分類されます。
それぞれ水晶体の中心部分である「核」、そのまわりの「皮質」、さらに外側の「嚢(のう)」にできた白内障をいいます。
嚢はその前後で前嚢と後嚢に分かれています。

白内障の原因

白内障の多くは年齢とともに起こる加齢性(老人性)白内障です。
白髪やシワのようなもので、40代で見つかる方もおられますし、80歳を越えるとほぼ全ての方に見られる変化でもあります。

加齢以外の原因としては、ぶどう膜炎といった目の病気によるものや、糖尿病やアトピー性皮膚炎の影響によるもの外傷に由来するもの、また先天的な原因によるものなどが考えられます。

まだ自覚症状が出ていない場合は無理に治療する必要はありませんが、わずらわしく感じるようであれば、治療で視力を取り戻すことができます。

白内障の治療

白内障にかかっているかどうかは、水晶体の濁りを調べる簡単な検査で診断できます。
ただし、緑内障や網膜炎などを併発していた場合、白内障だけを治療しても事態の改善は見込めません。
そのため眼圧測定、眼底検査なども同時に行います。

白内障によって水晶体に生じた濁りは、手術でなければ改善することができません。
手術ではほとんどの場合、水晶体の代わりとなる眼内レンズを取り付けます。
局所麻酔をして、手術はおおむね20~30分程度で終わります。
眼内レンズはやや近視ぎみに設定されることが多いのですが、生活状況などによって事前に調整することが可能です。

ただし、生活に支障がなければ無理に手術をする必要はありませんので、点眼薬を用いて症状の進行をおさえます。
また遮光タイプのレンズを使って眩しさを抑える方法や、眼鏡を使って近視を矯正する方法もあります。
しかし、「もうこれ以上は不便だ」と感じるようであれば、手術を受けた方がよいでしょう。
また、場合によっては早めに手術した方がよいこともあります。

自己判断ではなく、白内障手術を受けるべきか医師に委ねた方がよいケース

  • 白内障が進行しており、緑内障やぶどう膜炎を併発する可能性がある
  • 糖尿病をわずらっており、糖尿病網膜症を引き起こす可能性がある(すでに網膜症があるなら、病状の安定を優先する場合もあります)
  • 緑内障手術や硝子体手術をひかえており、一度にすべて処置して眼球の負担を軽くした方がよい

上記が「手術した方がよい」場合ですが、「角膜内皮細胞が極端に減っており、手術後角膜移植が必要になる可能性がある場合」「強い近視のために、左右の眼球で白内障の進行に差が大きい」など、逆に「すぐには手術しない方がよい」場合もありますので、医師にご相談ください。

手術による眼内レンズが挿入できない場合は、眼鏡やコンタクトレンズによる矯正を行います。

手術の注意点

1手術の直後は目の充血や違和感、目ヤニといった症状が出ます。
通常は10日前後で改善されます。

2眼内レンズには私たちの水晶体のようなピント調節機能がないため、見やすさ自体は取り戻せても、不便を感じる場面はどうしても残ります。 その場合は、手術から2~4週間ほど待って視力が落ち着いてから眼鏡を合わせます。

3非常にまれではありますが、感染症によりかすみ目や飛蚊症を引き起こすことがあります。
緊急治療が必要ですので、すぐにご連絡ください。

4まれにですが、手術中の合併症により処置が長引くこともあります。

5手術後5年以内に30%ほどの方に、「後発白内障」が起こるといわれています。
これは、眼内レンズを装着するために残しておいた水晶体嚢で白内障が起こるものです。
レーザー治療により、簡単に濁りを除去することが可能です。

後発白内障

白内障手術を行った後に発症する病気です

白内障手術をされたあと、数カ月~数年して再び「まぶしく感じる」「目がかすむ」ことがあります。 白内障の手術で眼内レンズを入れる時に残した膜が分厚くなるためです。
これを「後発白内障」と呼びます。

これが起こる確率は、手術をされた患者さまのうち、5年以内に3割ほどの方で発生するといわれます。
これは安全とされる白内障手術の中でも、数少ない問題点とされているものでもあります。

早ければ手術から数週間ほど、遅いと数年たってからこの濁りが見られる場合があります。

後発白内障の治療

元の白内障と同じく、実生活に支障がないようでしたら、無理に手術をする必要はありません。
ただし、見えにくさを感じるようであれば、治療することができます。

後発白内障はレーザーを使って簡単に治療できます。
レーザー光で水晶体の分厚くなった膜を切り取ります。
治療すればすぐに視力が戻りますし、入院の必要もなく、麻酔は目薬だけで針もメスも一切使用しません。
眼帯も必要ありません。
痛みはなく数分ですみ、翌日には視力が回復する簡単な手術です。

ただし一時的な炎症がおき、眼圧が上がりますので、翌日必ず受診してください。

また後発白内障は進行すると視力がひどく下がることがありますので、定期的な検査は重要です。
手術して数週間はもちろん、数年たったところでも「見え方がおかしい」と感じたら医師の判断をあおぐようにしてください。

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白内障・緑内障の治療は、阿倍野区・北畠の吉田眼科へ

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